神奈川県立秦野総合高校PTAホームページ

卒業生へ贈る言葉 学校長

  • http://hadanosogo-pta.org/2016/02/28/222354/

松柏見貞心
校長 小山 修

卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。
論語・為政に「子曰、吾十有五而志乎学」とあるとおり孔子も15歳にして学問を志しています。まさしく、君たちが高校に入学し学習を深めたときと同じです。その時から、はや3年の月日が経ち、君たちは新たな世界へ翔び立とうとしています。
先が見えない時代と云われていますが、君たちはこの時代を切り拓く主要なメンバーです。そこで、表題にある「松柏見貞心」を君たちに送ります。この言葉は本校の会議室の額に書かれているもので、額は本校前身の大秦野高校に昭和の初めから飾られていたものです。
これは、論語・子罕の「歳寒、然後知松柏之後彫也」(寒い冬なればこそ、葉を落とさない松や柏の木を知ることができるということで、松や柏は冬の霜や雪にも屈せずいつも緑色を変えないことから、困難苦労に出合って初めて人の真価がわかる、という意味)を基に、禅の教えとしてできた言葉と聞いています。「松柏に貞心を見る」ということで、街中でも見かける松や柏(現代で云う常緑樹)の木を見て、困難に打ち勝つ心を奮い立たせてください。
さて、保護者の皆様もこの3年間本校の教育活動に、ご理解、ご協力くださりありがとうございました。お子様は、今年の6月19日から選挙権をもちます。今後家族に見守られながら、社会の一員として活躍することを期待しています。

2016年02月28日 寄稿